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【別府地獄めぐり】徒歩&路線バスで7つの地獄をお得にまわってみた!

お出かけ
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大分の別府温泉に行ったら、是非訪れたいのが『別府地獄めぐり』

今回は、観光バスやタクシーは利用せず、徒歩&路線バスでリーズナブルに7箇所の地獄をめぐってみました!

コマリさん
コマリさん

地獄めぐりはしたいけど…移動にあまりお金はかけたくないな。

この記事はそんなあなたにおすすめです!
是非参考にしてみてくださいね。

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別府地獄めぐりとは?

別府地獄めぐり コバルトブルーが美しい海地獄

鉄輪・亀川の地獄地帯は、千年以上も昔から噴気・熱泥・熱湯などが噴出しており、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったと言われています。

そんなところから、人々から「地獄」と呼ばれるようになりました。今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」と呼んでいます。

別府温泉を訪れたら、是非立ち寄りたい大人気の観光スポットです。

別府地獄めぐりの交通手段

別府地獄めぐりの地図

地獄は2つのエリアに分かれています。

【地図の下半分】
鉄輪地帯に密集する5つの地獄(海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄)は徒歩圏内。

【地図の上の方】
この2つの地獄(血の池地獄・龍巻地獄)は鉄輪地帯から少し離れているので、車やバスでの移動が必要。

定期観光バス

バスガイドさんとともに7地獄すべてをめぐる定期観光バス。

 

 

毎日運行しており、ガイドさんの説明を聞きたい!とにかく楽チンに効率よく回りたい!という方におすすめです。

所要時間:3時間程度
料金  :大人     4,000円
     中学生    3,000円
     小学生以下: 1,950円

※バス料金には別府地獄めぐり入場料が含まれます。

路線バス

コマリさん
コマリさん

便利とはいえ…4,000はちょっと高いなぁ。

そんなあなたは、路線バスでまわるのがおすすめです。

亀の井バス 一日ミニフリー乗車券

別府駅近くに宿泊している場合や、別府北浜バスセンターから空港特急バス(エアライナー)を利用する場合など、こちらの亀の井バス1日ミニフリー乗車券がお得です♪

 

 

北浜バスセンター・鉄輪待合所・別府駅観光案内所などで購入できます。

別府駅から往復するだけでもお得ですが、このミニフリー乗車券を見せると観光施設などでの割引も受けられます。

ミニフリー乗車券を見せると、別府地獄めぐりの共通観覧券が200円引きに!

タイミングによっては、バスの待ち時間が少し長くなっていまうこともありますが…とにかくリーズナブルにまわりたい!団体行動ではなく、自分のペースでまわりたい!という方におすすめです。

我が家は、こちらの路線バスで7地獄すべてをまわってみました。

最初に行った海地獄の出口でタクシーの運転手さんに声をかけられ、「路線バスでまわる」と伝えると…

「バスなんて本数全然無いよ!待ち時間長くて大変だからタクシーにした方がいいよ!」

と何度も言われたのですが…(汗)

すでにミニフリー乗車券を購入済みだったこともありお断りしました。

まわってみた結果、、、

確かに多少の待ち時間はありましたが、鉄輪のバス待合所は屋内にイスもあり、特に不便は感じませんでした。

いざ地獄めぐり!

別府地獄めぐりの共通観覧券・パンフレット・スタンプ帳

すべての地獄をまわるのであれば、とってもお得な共通観覧券を購入しましょう。

地獄の入場料は、7地獄どこも大人450円、共通観覧券は2,200円です。
亀の井バス1日ミニフリー乗車券があれば、200円引きの2,000円になってさらにお得♪

パンフレットやスタンプ帳ももらえます。

1.海地獄

まずは、地獄めぐりするなら絶対外せない一番人気の『海地獄』からスタート!

別府地獄めぐり 海地獄の蓮池

蓮の池を眺めながら進み、売店を抜けた先に現れるのは…

別府地獄めぐり 海地獄

まるで海のようなコバルトブルーが印象的なとても美しい海地獄です。
見た目は涼しそうですが…98℃の熱湯!

あまり時間はないけど地獄1箇所だけなら行けるかも…という場合は、迷わずこちらの海地獄に行くことをおすすめします!

なぜなら…地獄の美しさはもちろんのこと、無料の足湯にカフェ、売店にギャラリーと、観光を満喫できる施設が最も充実しているからです。

別府地獄めぐり 海地獄の無料足湯

無料の足湯。

もしタオルを忘れてしまっても大丈夫!
自動販売機や売店、レストランで200円で購入できます。

別府地獄めぐり 海地獄のお稲荷さん

地獄内にはお稲荷さんまであります。

別府地獄めぐり 展望台から眺める海地獄全景

展望台からの眺め。
高いところから海地獄の全景を眺めることができます。

私たちは最初に海地獄を訪れ、カフェにも立ち寄らず、お土産も買わなかったのですが…ここでしか手に入らないものもあったので、ちょっぴり後悔しました。

海地獄の売店で温泉卵と地獄蒸し焼きプリン、食べれば良かったなぁ…

2.鬼石坊主地獄

別府地獄めぐり 鬼石坊主地獄看板

海地獄のすぐお隣にあるのが、『鬼石坊主地獄』です。

別府地獄めぐり 鬼石坊主地獄

別府地獄めぐり 鬼石坊主地獄 坊主頭のように湧き出る灰色の熱泥

灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から『鬼石坊主地獄』と呼ばれるようになったそうです。

海地獄ほど大きくはありませんが、こちらにも無料の足湯があります。

休憩所では、地獄蒸し焼きプリンや大分ブランドの「冠地どり」を使用した「冠地どりまんじゅう」などの軽食も楽しめます♪

また、こちらには地獄の源泉を利用した温泉施設鬼石の湯」まであります!
タオルも販売されているので、手ぶらで温泉を満喫できます。

3.かまど地獄

別府地獄めぐり かまど地獄へむかう地獄めぐり通り

海地獄と鬼石坊主地獄を満喫したら、こちらの地獄めぐり通りを通って『かまど地獄』へ向かいます。こちらも歩いてすぐです。

別府地獄めぐり かまど地獄入口

なかなかインパクトのある入口に期待が高まります(笑)
こちらの地獄、まるでテーマパークのように見どころ満載なんです!

別府地獄めぐり かまど地獄一丁目

まずかまど地獄一丁目は、茶褐色の熱泥地獄。
ちょっと地味…ですかね。

別府地獄めぐり かまど地獄二丁目

続いてかまど地獄二丁目
こちらはガイドブックなどでもお馴染み、かまど地獄のシンボルとも言えるかまどの鬼がいます。

そしてコバルトブルーのかまど地獄三丁目、粘土が溶け出した色のかまど地獄四丁目

別府地獄めぐり かまど地獄五丁目

かまど地獄五丁目
年に数回、池の色がブルーやグリーンに変化する不思議な地獄。

別府地獄めぐり グリーンが美しいかまど地獄五丁目

この日は美しいグリーンでした。
そしてかまど地獄六丁目は、一・四丁目と同じ熱泥地獄。

続いて極楽、こちらは温泉を体験できる楽しいコーナーです♪
極楽一丁目は、靴下のまま入れる足の岩盤浴。

別府地獄めぐり かまど地獄 極楽二丁目

極楽二丁目は、飲む温泉。
お味は…少し塩味があり、何だかとっても体に良さそうな感じ(笑)

毎日飲みたいかと言われると、、、??

別府地獄めぐり かまど地獄 極楽三丁目

極楽三丁目は、手・足の湯。

別府地獄めぐり かまど地獄 極楽三丁目

極楽四丁目は、のど・美肌の湯。

別府地獄めぐり かまど地獄 極楽四丁目で喉にスチームをあてているところ

100℃のスチームなので…結構熱いです!

寒い日だったら体中ポカポカになれる温泉体験コーナーは最高ですが…この日は11月とは思えない暑さだったので、汗だくになりました(汗)

別府地獄めぐり かまど地獄 無料の足湯

売店の前には源泉かけ流しの足湯。

売店では、かまど地獄名物「温泉ピータン」、「抹茶石垣まんじゅう」、「オリジナルぷりん」など、かまど地獄でしか味わえないグルメも揃っています。

見るだけではなく、体験できる地獄はこの『かまど地獄』だけ♪
個人的には、『海地獄』の次におすすめです!

4.鬼山地獄

別府地獄めぐり 鬼山地獄入口

別名「ワニ地獄」とも呼ばれている『鬼山地獄』
そう…この地獄には、ワニがた~くさんいます!!

別府地獄めぐり 鬼山地獄のフォトスポット 鬼の像

記念撮影なら、こちらの鬼さんの前でどうぞ♪

別府地獄めぐり 鬼山地獄のワニたち

あとは、ひたすらワニです!(笑)

別府地獄めぐり 鬼山地獄のワニたち

透明のパネル越しなのでボケてしまいました…
不定期ですが、餌付けのイベントも開催されるようです。

ワニ好きさんなら一日中いても飽きない、たまらないスポットかと思われます。

我が家は特にワニへの熱い想いは無く…
というか母が「怖い、早く行こう!」というので、滞在時間は10分少々だったでしょうか(笑)

ちなみに中学生の娘は、コンクール参加後部活の仲間と少しだけ観光の時間があったようで…
選んだのは『海地獄』とこちらの『鬼山地獄』でした~!

動物好きなお子さんにとっては盛り上がるスポットかもしれません♪

5.白池地獄

別府地獄めぐり 白池地獄入口

鉄輪地帯の徒歩でまわれる5つの地獄、最後は『白池地獄』です。

別府地獄めぐり 白池地獄 青みを帯びた白い池

落ち着いた雰囲気の和風庭園に、美しい青みを帯びた白い池があります。

別府地獄めぐり 白池地獄 ハート型に見える池

この池、少し離れた場所から眺めてみると…なんと可愛いハート型♪

別府地獄めぐり 白池地獄の熱帯魚館 アマゾンの大王魚ピラルク

落ち着いた和風庭園からガラッと雰囲気が変わり…
熱帯魚館では、アマゾンの大王魚と呼ばれる巨大魚「ピラルク」やピラニアなどが飼育展示されています。

『白池地獄』『鬼山地獄』と同じく、特に熱帯魚好きさんでなければ、滞在時間はそれほど長くないのかな…という印象でした。

6.血の池地獄

次の『血の池地獄』までは歩いては行けないので、鉄輪のバス待合所から路線バスに乗ります。

白池地獄を出て、そのままみゆき坂を下った左側にあるのが鉄輪のバス待合所。
5つの地獄をめぐり、すぐにバス停にたどり着けるのでとっても便利です。

別府地獄めぐり 血の池地獄入口

バスに乗り5~6分で、『血の池地獄』に到着。

別府地獄めぐり 血の池地獄 真っ赤な血の池

日本で一番古い天然の地獄。
グラグラと煮えたぎる「赤い熱泥の池」は本当に血のような色合いで…まさに地獄そのもの!

こちらには100坪もあるとても大きなお土産屋さんがあり、血の池地獄限定のお土産も買うことができます。

池のほとりの売店では、昭和初期からのロングセラー、熱泥が主成分の「血の池軟膏」も販売されています。

別府地獄めぐり 血の池地獄 無料の足湯

無料の足湯もありますよ♪

鉄輪地帯の5つの地獄からは少し離れてはいますが…まさに地獄そのもの!という真っ赤な『血の池地獄』の光景は、是非見ておきたいおすすめのスポットです。

7.龍巻地獄

別府地獄めぐり 龍巻地獄入口

7つの地獄めぐり、最後は『血の池地獄』のすぐお隣にある『龍巻地獄』
こちらの小さなお土産屋さんの先に、105℃の熱湯が噴き出す間欠泉があります。

別府地獄めぐり 龍巻地獄 勢い良く噴き上がる間欠泉

間欠泉が噴き出す間隔は30~40分。
噴き出すまで20分ほど時間があったので、売店の生かぼすスカッシュとジェラートでひと休み♪

すると突然、静かだった池から勢い良く熱水が噴き出しました~!
屋根がなければ30mも噴き上がる勢いだそうです。

ちなみに余談ですが…
このまま別府駅や北浜バスセンターへ向かう場合は、乗って来たバスと同じ方向に乗ればOK!

私たちはうっかり一度鉄輪に戻ってしまい…改めて北浜バスセンターに向かうバスに乗ったところ、再び血の池地獄前を通過しましたー(汗)

まぁ、乗り放題だからいいけどね!

まとめ

こんな感じで、我が家は亀の井バス一日ミニフリー乗車券を使ってお得に7つの『地獄めぐり』をしてみました♪

鉄輪地帯の5つの地獄は歩いてすぐですし、歩くことで街歩きを楽しむこともできます。
おすすめは、海地獄からスタートして白池地獄まで下って行くルートです。

下りは楽チンだからね♪

白池地獄まで行けば、鉄輪のバス待合所がすぐなので血の池地獄へのアクセスも良好。

 

私たちがちょっぴり後悔したこと…
それは、気になったお土産やグルメを「まだいいか~」と購入しなかったこと。

それぞれの地獄のお土産やグルメは、限定品も多いので一度離れてしまったらもう購入することはできません。

お気に入りのものを見つけたら、ためらわずにGETしましょう!

 

【おすすめの地獄】
1.『海地獄』(観光を満喫できる施設も充実!)
2.『かまど地獄』(体験型テーマパークのよう♪)
3.『血の池地獄』(本物の血のように真っ赤な池は必見!)

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの地獄めぐりの少しでも参考になれば幸いです。

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