中古マンションを購入し、引っ越しを終えてからずっと悩んでいたのが室内干しの方法。
入居後3ヶ月ほどは、昔から使っていたハンガーラックをとりあえず使っていました。
でも…ただでさえ狭い部屋の半分近くを占拠する室内物干しを置くのは「置かない暮らし」を実践したい私としては避けたいところ。
物が置いてあると何が面倒臭いって…掃除!
この状況を何とかしたい!といろいろ探してようやくたどり着いたのが、天井に取り付けるタイプの室内物干し。
天井に取り付けるなんて…素人にはムリじゃないの?!
置くタイプの物干しよりお高いんじゃないの?!
そんな不安を全て解消してくれるのがカインズ 室内用物干ポール。
今回は、このカインズ室内用物干ポールをDIY超初心者が取り付けてみたら…最初はちょっとつまづいたけど、意外と簡単に設置できちゃった話をお伝えします!
是非参考にしてみて下さいね。
我が家が室内物干しに求める条件
室内物干しと一口に言っても、その種類や価格は本当にさまざま。
なんとなく探し始めると、もうどれを買ったら良いのやら分からなくなってしまいますよね。
そこで、我が家が室内物干しに求める譲れない条件を書き出してみました。
我が家は三人家族なんですが、なぜ?!というぐらい毎日洗濯物が山盛りあります…
大きめの角ハンガー2個と、シャツなどをかけたハンガーが12個。
最低でも毎日このぐらいは干します。
そして夕方これを一気にハンガーごと取り込むので、大容量の室内物干しが必要なんです。
なぜハンガーごと取り込むかと言うと…
・完全に乾ききっていない時に、最後は部屋干しで乾燥させたい
・夕方は何かとバタバタしているので、ササッと取り込みたい
という感じです。
何ならそのまま干してあるところからバスタオルやパジャマを取って使えたらたたむ手間も省けてベスト!(笑)
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大容量室内物干し
まずは大容量ということで最初に検討したのがこちら。
容量は問題なさそうですが、耐久性にやや不安が…
我が家の洗濯物、濡れている時はかなりの重量になるので、ある程度の重さに耐えられる必要があります。
折りたたむとコンパクトになるのは良さそうですが…このズボラな私が毎日広げたりたたんだりするかな…と思うと、出しっぱなしになる可能性大!
このサイズのものが我が家の3畳ちょっとの部屋を占拠するとなると…もはや洗濯物専用部屋になってしまいます(涙)
スリムタイプの室内物干し
続いて、スリムで邪魔にならないということで気になったのがこちら。
とっても軽くて移動も楽々なのに、意外と丈夫なこちらの室内物干し。
お部屋のスペースに合わせて自由に形を変えることができ、 使わない時はたたんで細い隙間でもスッキリ収納できそうです。
これ、かなりいいかも!
と思ったのですが、我が家の洗濯物の量からするとちょっと容量が足りない…?
1~2人暮らしの方や、洗濯物が少なめのご家庭では大活躍してくれそうですね!
天井に取り付けるタイプの室内物干し
できれば天井に付けられたら嬉しいな~と検討したのがこちら。
憧れの?天井取付タイプ。
でもホスクリーやホシ姫サマの取付は、 業者に依頼することを推奨しているサイトが多く…その際の費用は1.5万円~3万円ほどかかってしまうとのこと。
もちろん自力での取付も可能ですが、モノ自体もややお高めなので、失敗してやっぱり使えなかったー!というのはショック過ぎてしばらく立ち直れません…
そんなこんなで比較検討すること3ヶ月…
意外と近場に我が家の条件をバッチリ満たしてくれる超優秀アイテムがありました!
カインズ 室内用物干ポール
ちょくちょく行っては便利アイテムを購入する大好きなカインズ。
意外とご近所に、お値段5,000円を切るコスパ最強の室内物干しがありましたー!
しかも…パッと見ホスクリーンと見分けがつかないぐらいソックリ!
でも安くて何かちょっと心配…(根拠なし)取付も難しそうだし…としばらくはスルーしていました。
そんなある日、DIY超初心者の旦那がポロッと一言…
これ、自分で取付できそうだなぁ。
えっ?!できるの??
じゃあお安いし、ちょっとやってみようよ!
という訳で…DIY初心者の私たちが、無謀にも室内物干しの天井取付にチャレンジすることになりましたー!!
取付に必要な道具
・下地探知機
・下地センサー
・マスキングテープ
・脚立
DIY超初心者の我が家、上の3つの道具は全て今回の取付のために購入しました!
電動ドライバーは日常生活でもちょくちょく使うことがありますし、下地探知機やセンサーも壁や天井に何かを取り付ける際には必須アイテムなので、ひとつ持っておいて損はないかな~と思います。
取付手順
まず取付の大前提として…
室内物干しは、天井のどこでも好きなところに設置できる訳ではありません!
天井や壁には、下地の部分と空洞の部分があります。
うっかり空洞の部分に物干しを設置してしまったら…
洗濯物の重さに耐えきれず、物干しが落下…最悪天井ごとはがれるなんて大惨事も!!
そうならないためにとっても大事になる作業が、下地探し。
この下地探しが初心者にとっては最大の山場とも言えます。
1.下地探し
我が家はちょっぴりケチって?
まずはお値段の安かったこの下地探知機だけで何とかできないか…とチャレンジ。
①の打診機能とやらで探知してみました!
針と反対側の金属部でひたすら天井をコンコンコツコツ。
コ~ン コ~ン ??
コツッ! コツッ! ??
どれもコ~ンのような、コツッのような??
かなりレベル高めです…
イマイチ特定はできませんでしたが、とりあえずここかな~って辺りに針を刺してみましょう。
下地探知機は、壁に押し付けるとこんな針が出てきます。
天井に刺してみた時、このようにズボッと奥まで針が刺さってしまったところには下地はありません。
下地のあるところでは、このように途中までしか刺さりません。
パッケージにも「らくらく下地発見!」とあったので期待してあちこちブスブスと刺してみたところ…
あっちもこっちもブスブス刺さり、途中で止まるところなんてどこにもありません。
これ、不良品だー!
違います…
初心者には、針を刺すだけで下地を発見するのは至難の業。
当てずっぽうに刺しても、天井が穴だらけになるだけなのでオススメしません(涙)
やっぱりDIYなんてムリなんじゃない?!
と弱気になりかけましたが…せっかく道具もいろいろ揃えたし、ここで諦める訳にはいきませんっ!
ということで…後日こちらの下地センサーを買い足し、再チャレンジ。
カインズの売り場には見本も置いてあり、実際に動かして下地を確認できました!
操作方法はこんな感じ。
②そのままゆっくり動かす。
③ピーッと鳴ったところが下地の始まりなので、マスキングテープなどで印をつける。
④今度は反対から同じようにゆっくり動かし、またピーッと鳴ったところが下地の終わりなので、そこにもマスキングテープを貼る。
マスキングテープとマスキングテープの間が下地のあるところ!
こうやってある程度下地の位置の目星がついたら…ようやく下地探知機の出番です。
先ほど当てずっぽうに針を刺しまくった時には、途中で止まるところなんて無かったのですが…
このマスキングテープとマスキングテープの間に針を刺してみたところ…
ちゃんと下地にぶつかって途中で止まりましたー!!(感動)
ちなみに、ピーッではなくピッピッピッと音が断続的に鳴る時はエラーです。
原因は以下の2つ。
我が家は、最初ひたすらピッピッピッを連発しました。
恐らく探知する場所が天井だったので、当てる力を均等にするのが難しかった為と思われます…
2.下穴をあけ本体を設置する
下地探し、お疲れ様でした!!
大きな山場は超えましたよー。
ここからは、下穴をあけていよいよ本体を設置していきます。
先ほど見つけた下地のあるところのどの辺りにポールを設置するか決めます。
実際物干し竿をつけた時の長さや、壁からの距離などをイメージすると決めやすいですね。
位置が決まったら、2mmのドリルで下穴をあけます。
マンションの我が家は、木製下地ではなく軽天下地(軽量鉄骨)だったので、この鉄工用のドリルを使用しました。
さすがに天井に穴をあける時はちょっとドキドキしましたが…ここは思い切っていきましょう!
下穴をあけたところに、付属のネジで本体を取り付けます。
下地探しでブスブスした穴があちこちにありますね…(笑)
遠目からはほぼ分からないので気になるレベルではありませんが。
3.ポールと竿を設置したら完成!
ここまでくれば、ゴールはすぐそこ!
天井に設置された本体にカバーを回しながら取り付けます。
最後にポールを軽く押し当てて左右どちらかに90度回転してロックをかけたら…
ついに完成しましたー!!
せっかく本体が真っ白なので、竿も白いのがあったら嬉しいな~なんて思っていたら…
カインズさん、さすがです~!
真っ白な竿もセットして、スッキリと美しい室内干しが完成しました。
まとめ
少し前までは、DIYで天井に穴をあけて何かを取り付けるなんて絶対にムリ!と諦めていたところですが…旦那の思いつき?のひと言でチャレンジしてみたら、紆余曲折はありつつも意外とできちゃいました!(笑)
取付後2ヶ月ほど使用していますが、もちろん洗濯物の重さにもビクともせず、いい仕事をしてくれています。
色もホワイトでインテリアになじみ、使っていない時にはほとんど存在感はありません。
お客様が来る時には、竿もポールも取り外してしまえば、まず気付く人はいないでしょう…
あまりにも使い勝手が良いので、別の部屋にももうひとつ増設しようかと検討中です。
是非、日々の部屋干し問題のお悩み解消の参考にしてみて下さいね。
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