我が家の娘、いろいろと特性を抱えていますが…基本的にはとっても真面目で頑張り屋さんなんです。
ただ、真面目過ぎるあまり「まぁいっか」が苦手です。
授業中分からないことがあると、イライラパニックになり大騒ぎしてしまう娘。
そうなるとクラスのお友達にも迷惑がかかってしまい、大きな悩みの種でした。
家で一対一で落ち着いて教えると苦手な算数も解けることが多かったのですが、もちろん学校では30人近い生徒を一人の先生が見ているので、つきっきりで教えてもらうことはできません。

娘が学校で少しでも落ち着いて楽しく勉強できる方法はないかなぁ?
そんな時思いついたのが視覚優位の娘にピッタリの「手順書」作りでした。

目で見て理解しやすい説明書きのようなものがあれば、学校でも落ち着いて頑張れるはず!
今回はそんな思いで娘に持たせてみた「手順書」についてお伝えします。
是非参考にしてみて下さいね。
材料は100均の硬質カードケースのみ
最も苦手な算数の手順書


両面見られるように書いたので、上の写真の手順書を裏返したものが、下の写真です。
意外と難易度高めな作文の手順書

一番パニックになりやすいのはダントツで算数ですが…作文も意外と難易度高め。
突然真っ白な原稿用紙を渡されても、何を書いたら良いのか分からず固まってしまいます。
本当は自分の書きたいことを自由に書けたら良いと思うのですが…パニックになってしまってはもはや文章を書くこと自体難しくなってしまうので、手順書を作ってみました。

この手順書を使って、夏休みの思い出作文も乗り切れたよ!
気持ちのものさし

こちらは学習支援ではありませんが、気持ちのものさしも作りました。
小さい頃は自分のイライラ度がどのぐらいなのかが分からず、気づいた時には大爆発!というトラブルがとても多かったです。
この気持ちのものさしを机に置くようになってから、爆発する前に自分でクールダウンできる回数が増え、トラブルもかなり減らすことができました。
まとめ
視覚優位の娘には、イラストや簡潔な文章で書いた手順書を目の前に置く作戦はとても有効でした。
また手作り感いっぱいな感じもママが近くにいるような安心感を持つことができ、落ち着きにつながったのかもしれません。
この手順書は4年生の時に作ったものですが、一度は理解してもそれがなかなか定着しない娘は、割り算の手順書を6年生になった今でも学校に持って行って使っています。
もともと頑張り屋さんの娘はこの手順書片手に授業にも前向きに参加するようになり、担任の先生からも感謝のお言葉をいただきました。

決してやる気がない訳ではないんです!
凸凹さんはサポートの仕方次第で、見違えるほど変わりますよ。
この記事が、お子さんの学習支援で悩んでいるあなたの少しでも参考になれば幸いです。
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